青い森FP事務所

40代はお金の悩みのサンドイッチ世代

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これまで保険業界や住宅業界でかれこれ10年以上にわたり

1000世帯以上(現在はもう数えていません)のお客様の

お金に関するご相談をお受けしていると世代別の悩みの傾向に気づきます。

 

20代の頃のお金の悩みと30代のお金の悩みは違いますし、

40代のお金の悩みはまた違います。

 

さらに60代以上の方のお金の悩みはさらに少し変化します。

 

ただ、40歳前後の悩みは複雑化・深刻化しやすい傾向があると感じています。

 

例えば、これまで多かった40歳代のご相談としては、

こんな感じです。

 

●とりあえず将来が不安で貯蓄はしているけど、このままでいいのか不安

●このまま住宅ローンを返していけるか不安

●40過ぎて35年ローンが大丈夫か心配(営業マンは何とかなりますと笑顔)

●将来年金がいくらもらえるのかわからない(いつまで働かなくてはいけないの?)

●保険の更新が近づいている。どうしたらいい?

 

という、自分のお金の問題です。

他には

 

●両親に万が一の時の相続税と相続手続きが心配

●両親が認知症などの介護が必要になった時の金銭的な不安

という、親とお金(の負担)の心配。

さらに、お子さんがいるご家庭の場合

子供(たち)の教育費の準備(貯め方、借り方)

という自分の子どものお金の負担の心配も加わります。

自分、親、子供(たち)のこと、

 

3世代のお金の事を考えなくてはいけない世代の40代は

まさにお金の悩みのサンドイッチ状態といえますね。

この状態から抜け出すには何をすればいいのか?

老後を少しでも安心して迎えられるために何をすればいいのか?

 

そのためには

 

1.問題の発見と明確化

2.問題の重要度と緊急度の確認

3.複数の解決策を検討

4.解決策の選定と順序を決定

5.解決策を順番に沿って実行

 

 

この流れで解決をしていくことが重要です。

 

順を追ってみていきましょう。

 

1.問題の発見と明確化

 

いくつもの悩みが頭の中をグルグル回っているとき、本当の問題とそうでない問題をゴチャゴチャにしていることがあります。

ちょっとしたパニック状態ですね。

 

この時、まずすべきなのは、本当の問題とそうでない問題は何かを確認することです。

 

自分で確認するには、ひとりで誰にも邪魔されない空間で紙とペンを使って書き出すのがおすすめです。

 

例えば、空いている時間帯のカフェに行き

ひとりでゆっくりと頭の中にある悩み事を書いていきます。

 

 

スマホやタブレットへの打ち込みもありですが、やっぱりおすすめは「紙とペン」で手書きすることです。

 

理由は頭の中にある悩みをそのままダイレクトに書き出すには手書きが一番スムーズだからです。

iPadとApplePencilを使うのは手書きに非常に近いので良いですね。

 

紙に頭の中の悩みを全て書き出したら次のステップへ進みます。

 

2.問題の重要度と緊急度の確認

 

次に行うのは、問題の重要度と緊急度の確認です。

 

これは、重要度と緊急度の組み合わせから4つに分けられます。

 

 

1.重要かつ緊急

2.重要で緊急でない

3.緊急で重要でない

4.緊急でなく、重要でもない

 

 

この考え方は、スティーブンコヴィ博士の「7つの習慣」の考え方を採用しています。

 

ここできっとこう思うかもしれません。

「自分にとって何が重要で何が緊急なのか?」という

線引きの基準をどこにするか?

 

この基準は、人それぞれ違うため、万人に当てはまる正解はありませんが、

 

重要度を計る考え方の1つとして、

 

 

もしその問題が解決されず、さらに大きくなったら自分にとってどれくらい嫌か?

 

という基準があります。。

 

ステップ1で紙に書き出した頭の中の悩み事を上の4つのパターンのどれになるのか

まずは当てはめてみてください。

 

3.複数の解決策を検討

 

悩みを重要度と緊急度に分ける作業が終わったら、次は解決策を考えていきます。

 

解決策を考える時、できるだけ多くのアイディアを書き出す事に集中してみてください。

 

自分で勝手に制限をつけずに、思いつくまま書いてみましょう。

 

書いている途中で「でも、この方法は●●だし・・・」と思ったとしても、ペンを休めず

とにかく思いつくまま書いてみましょう。

 

4.解決策の選定と順序を決定

 

解決策のアイディアを出しつくしたと思ったら次はその中から解決策を絞り込んでいきます。

そして何をどの順序で行うかも決めていきます。

 

 

5.解決策を順番に沿って実行する

 

解決策の絞り込みと行動の順番が決まったら、計画に沿ってひとつひとつ実行していきます。

この時大切なのは、できるだけ短期集中で終わらせてしまうこと。

 

中には長期で取り組まなくてはいけないものもありますが、できるだけ短期集中で早めに終わらせるようにしましょう。

 

まとめ

 

いくつものお金の悩みが頭の中をグルグルと巡っているなら、まずは悩んでいることを紙に書き出すところから始めましょう。

 

悩みの整理がつかない場合はプロのサポートを利用する方法もあります。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    下田 幸彦

    保険を売らない独立系ファイナンシャル・プランナー/

    ITエンジニア(WEB系)、保険ショップ店長、有名住宅メーカー金融担当者を経て2016年に独立。1000世帯以上の保険見直し実績や投資だけで70万円を7038万円に増やした投資実績を持つ現役投資家FP。現在は金融、IT、脳科学、心理学、マーケティング、コーチングの知識を活かしてクライアントのライフスタイルに合わせた資産形成のアドバイス&サポートを行っている。
    プライベートでは自宅の畑で作った野菜で料理をするのが趣味。

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