青い森FP事務所

「私の食費って多いですか?」その質問、意味ありますか?


 

こんにちは。

保険を売らない独立系ファイナンシャルプランナー、青い森FP事務所の下田幸彦です。

 

家計見直しのご相談を受けると、ほぼ毎回のようにいただくご質問があります。

 

私の●●(例:食費や洋服代)って使いすぎですか?」

「この年齢でこの貯金額って、やばいですか?」

 

お気持ちはよくわかります。

誰しも他の人と比べて、自分の家計が「平均より上なのか下なのか」を知りたくなるものです。

 

でも、はっきり言います。

 

実はその質問が、あなたの家計を苦しくさせている一因かもしれません。

 

 

平均と比べることが、本当に意味のあること?

 

世の中の平均支出や平均貯蓄額は、確かに“参考情報”にはなります。

けれど、あなたの人生や価値観にぴったり合った「正解」ではないのです。

 

平均に合わせるために、

自分の好きなことを我慢したり、

無理して節約したり…

 

それって、周りを気にしすぎて「お金のストレス」を増やしているだけかもしれません。

 

 

あなたらしい家計は、あなたにしか作れない

 

当事務所では、家計を評価する基準を2つに絞っています。

 

  1. 自分らしいお金の使い方ができているか?

  2. 収入と支出のバランスが整っているか?

 

たとえば…

 

  • 「健康のために良い食材を選びたい」
  • 「美容やファッションにお金をかけたい」
  • 「推し活は生きがいだから手放せない」

 

その想いは全部、大切にしていいんです。

 

 

ただし、その分、他の部分で調整して全体バランスをとる

 

これが「自分らしい家計」の基本だと考えています。

 

 

それでも目安が欲しい方へ|生活費のリアルな事例

 

 

ここで、参考として「年収300万円の40歳シングル女性会社員」が

青森県で一人暮らしをした場合の家計イメージをご紹介します。

 

【想定条件】

    • 年収:300万円(=月収20万円+ボーナス年2回各30万円)

    • 住まい:八戸市内の賃貸(1K)

    • 通勤:軽自動車利用

    • 加入保険:終身医療保険・終身がん保険

 

【可処分所得】

年間:約240万円(月16万円+ボーナス期24万円)

※手取り約8割、税・社会保険料込みで年60万円ほど差引

 

可処分所得は約8割

厚生年金と健康保険・介護保険の保険料をあわせると負担割合は15.03%となります。

さらに、所得税と住民税も含めると年収の約20%が天引きされていることがわかります。

 

  負担額 負担率
厚生年金保険料 274,500円 9.15%
健康保険+介護保険料 176,400円 5.88%
所得税  50,950円 1.69%
住民税 107,500円 3.58%
合計 609,350円 20.31%

 

詳しくはこちらで計算しています。

 

 

【毎月の生活費内訳(抜粋)】

 

 

生活費の目安:手取り16万円のシングル女性の例

家計項目支出額(月額)
※年払は月額換算
手取りに占める支出割合
家賃(月額)
※八戸市内1Kタイプ
48,000円30.0%
火災保険料(2年)
※家財保険:18,000円
   750円 0.47%
食費20,000円12.5%
通信費(光回線) 6,000円 3.75%
通信費(スマホ料金) 3,000円 1.88%
生命保険料
※医療保険
※がん保険
 4,800円 3.0%
自動車関連費
・ガソリン代:5,000円/月
・軽自動車税:10,800円/年
・点検費用: 20,000円/年
・車検費用: 80,000円/2年
・タイヤ等:40,000円/2年
13,000円 8.13%
生活日用品費 4,000円 2.5%
医療費 3,000円 1.88%
自己投資(教育費) 5,000円 3.13%
交通費
※公共交通機関など自家用車以外
 2,000円 1.25%
被服費 5,000円 3.13%
交際費 5,000円 3.13%
娯楽費 5,000円 3.13%
美容・健康15,000円 9.38%
嗜好品 6,000円 3.75%
その他 5,000円 3.13%
預貯金 9,450円 5.91%

 

 

詳細な家計一覧は割愛しますが、現実的な生活水準で設計しています。

 

あなたにお伝えしたいのは、

どこを見直すと余力が出るか」は、

人によってまったく異なるということです。

 

 

家計は、「数字」と「気持ち」の両方で整えるもの

 

節約ばかりを意識して、心が貧しくなってしまったら本末転倒。

 

大切なのは、あなたの価値観に沿って、お金の流れを整えることです。

 

「私は何にお金を使いたいのか?」

「何に重きを置いて生きていきたいのか?」

 

その答えがわかれば、家計管理も自然にうまくいきます。

 

家計の“どこ”を見直せばいいか、わからない方へ

 

もしあなたが、

 

 

  • 毎月なんとなくお金が減っていく…

  • 無駄遣いしてないのにお金が貯まらない…
  • 頑張って節約してるのに貯金が増えない…

  • 保険や通信費が高い気がするけど判断がつかない…

 

 

そんなお悩みを抱えているなら、

【家計改善ポイント診断サービス】をご利用ください。

 

あなたの価値観を丁寧にヒアリングし、

無理のない「自分らしい家計設計」の第一歩をご一緒します。

 

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    • エレベーターを降り左に進むとリージャス八戸ビジネスセンター入口です。受付へお越しください。

    この記事を書いた人

    下田 幸彦

    保険を売らない独立系ファイナンシャル・プランナー/

    ITエンジニア(WEB系)、保険ショップ店長、有名住宅メーカー金融担当者を経て2016年に独立。1000世帯以上の保険見直し実績や投資だけで70万円を7038万円に増やした投資実績を持つ現役投資家FP。現在は金融、IT、脳科学、心理学、マーケティング、コーチングの知識を活かしてクライアントのライフスタイルに合わせた資産形成のアドバイス&サポートを行っている。
    プライベートでは自宅の畑で作った野菜で料理をするのが趣味。

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