【取材協力】東奥日報夕刊「君と暮らして」
5月8日の東奥日報社夕刊「君と暮らして『パパママ奮闘記』」
の教育費準備の件で取材協力をさせて頂きました。
こどもが生まれたら考えるのは、
「この子はどんな大人になるのかな?」
「できるだけ夢を応援してあげたいな」
など、親としても大きな夢と希望が溢れますよね。
でも、気になるのが将来的な進学費用です。
よくマネー雑誌には子供が生まれてから社会人になるまで
オール公立で進学した場合、約1000かかると言われています。
オール私立だと2000万円くらい。
なかなか普段の生活で使っているお金とは単位が違いますから
ドキッとする方もいるのではないでしょうか?
でも少しは安心してください。
子供が社会人になるまでにかかる大きなお金は
高校受験や大学受験、大学の授業料といった
子育ての中盤から後半にかかってくることがわかります。
なので、生まれた時からしっかりとお金の準備を
しておけば大丈夫です。
記事にもなっていましたが、
1つは児童手当を全額貯めること。
このお金を生活費に回している家庭も多いですが、
その場合は家計の見直しをして児童手当に頼らないで
生活できるように家計の支出改善をしましょう。
例えば、保険の見直し、住宅ローンの見直し、通信費の見直し
食費の見直しなどです。
3か月だけ家計簿をつけてみてください。
どこにムダがあり、節約で削ってもよいところ、
譲れないところが自分でも把握できるようになります。
次に教育費がまとまってかかる時期は決まっていますが、
生まれてすぐなら時間に余裕があります。
なので、何年という長い時間を使って積立投資などで
殖やすことも考えてみてください。
普通は、
「こどもが生まれた = 学資保険で貯蓄しなきゃ」
という連想をしがちです。
しかし、現在の超超低金利下では学資保険で教育費を
ためるのは銀行預金と大差ないくらい少ないのが現状です。
学資保険は短期間で解約した場合の戻りが少ないこと
がデメリットになります。(保険商品全般そうですが)
家計収支がわからないまま学資保険をがんばってかけても
急な出費が重なって解約してしまい、結局お金を損したと
いうお客様をこれまで何人か見てきました。
でも、学資保険は親(契約者)に万が一の場合は保険料
が免除になりつつ満期でお金がもらえるのがお得。
と考える方もいると思いますが、それは違います。
学資保険は「貯蓄+若干の保障」というイメージですので
万が一に備えるなら掛け捨てタイプの保険で子供の
教育費を十分賄えるだけの保険をかけておけば良いのです。
つまり、
保障は保険で。貯蓄や積立は別の商品で。
が基本的な考え方になります。
児童手当の全額貯蓄、教育費の積立をしても
お金が足りなかったら始めて奨学金を利用する
くらいの感覚でいた方がよいですよ。
メルマガ会員限定で個別相談、マネーセミナーをお知らせしています。
教育費のお悩みや貯蓄の仕方、投資で安定的に資産形成をする方法など伝えています。
お問い合わせはこちら
各サービスに関するお問い合わせやセミナー・講演会のご依頼は、下記の専用フォームからお問い合わせください。
通常48時間以内にメールにてご回答いたします。
次の記事へ