老後のお金が不安なのは、なぜか?
当事務所に寄せられるご相談の中で、もっとも多いテーマのひとつが「老後のお金の不安」です。
ご相談者のお声としては、たとえばこんなものがあります。
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年金だけで老後を暮らしていけるのか心配…
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定年までに十分な貯金ができるか不安…
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貯金を取り崩して生活するのが怖い。いつか底をつくのでは…
こうした不安を受けて、
私は年収や貯蓄額、支出の状況などからライフプランシミュレーションを行います。
その結果──
「このペースなら老後も安心して暮らせますよ」
「むしろお孫さんへの贈与も可能なくらいです」
といったデータが出るケースも少なくありません。
それでも、不安が消えない方はいます。
なぜ、将来の不安は消えないのか?
それはとてもシンプルな理由です。
「貯金は、使えば減る」から。
冗談で言ってるわけではありませんよ。
真剣に言ってます。
どれだけシミュレーション上では問題なくても、
「減っていくお金を使いながら生きる」という前提そのものが、不安を生み出してしまうのです。
老後不安をなくすカギは「水が湧き続ける仕組み」
では、どうすればいいのでしょうか?
答えは――
「貯めたお金を使う」ではなく、「入り続けるお金をつくる」という発想に切り替えることです。
これを、私はよく「ダム型」と「水路型」という例えで説明しています。
ダム型:貯金を取り崩すスタイル
これは、現役時代に貯めたお金を老後に取り崩していく方法。
いわば、ダムに水を貯めておいて、少しずつ放流していくスタイルです。
ダム型の問題点は明白です。
いずれ水位(貯金)が減り、底をつく恐れがあるということ。
この「いつか尽きるかもしれない」という不安が、老後不安の本質だと私は考えています。
水路型:お金が湧き続けるスタイル
一方で、「水路型」は自然の水源から常に水が流れ込んでくる仕組み。
つまり、定期的にお金が入ってくる収入源がある状態です。
このスタイルで代表的なのが、公的年金です。
年金は、たとえ100歳を超えても、生きている限り一生受け取れる収入。
(ただし金額は加入履歴や現役時代の働き方や年収によって異なります)
まさに、人生後半を支える水路型のベースになります。
水路をもう1本増やしておこう
では、公的年金以外に「水路型の収入」にはどんなものがあるでしょうか?
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株式投資の配当金
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投資信託の分配金(普通分配金)
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賃貸不動産の家賃収入(アパート・駐車場など)
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終身年金型の個人年金保険
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著作権・印税などの権利収入
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アフィリエイトやYouTube広告などのストック型収入
これらに共通するのは、
仕組みさえ作ってしまえば、時間や労力をかけずに継続的な収入が得られる可能性があるという点です。
長生きが「不安」ではなく「楽しみ」になる生き方へ
もし、年金に加えてこうした「水路型の収入源」がいくつかあれば──
貯金が減っていく恐怖から解放され、むしろ長生きすることが“楽しみ”になるはずです。
「生きている限り、安心して暮らせる」
そんな状態を目指して、今から準備していきましょう。
【まとめ】
老後の不安は、「貯金がなくなるかもしれない」という心の奥底の恐れが原因です。
だからこそ、**“減らすお金”ではなく、“入り続けるお金”**に目を向けることが、真の安心への第一歩になります。
あなたの人生が、「貯金の残高」ではなく「心のゆとり」で満たされるよう、サポートしていきます。
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