がん保険選びの盲点──「正解」はひとつじゃない
こんにちは。
保険を売らない独立系ファイナンシャルプランナー、下田幸彦です。
今回は、
ファイナンシャルフィールドさんに寄稿した記事『定額タイプと実費補償タイプのがん保険』について、
ご相談現場で感じていることも交えながらお話しします。
【参考記事はこちら】
▶ https://financial-field.com/insurance/2019/09/26/entry-58049
終身タイプが“正解”と思い込んでいませんか?
テレビCMやネット広告でよく見かけるのは、一生涯保障が続く「終身タイプ」のがん保険。
たしかに人気はあります。
ですが、それが本当に今の医療環境に合っているかというと…実はそうでもありません。
がん保険というのは、医療制度や技術の変化に強く影響される保険です。
たとえば、昔のがん保険は「診断給付金+入院+死亡」がメイン。
ところが今は、通院での抗がん剤・放射線治療が中心になり、それに対応する商品が主流です。
10年前のがん保険、今も“役立つ内容”ですか?
「保険料が安いから」と、昔加入したままのがん保険を放置していませんか?
一度見直しもせずにそのままにしていると、いざという時に「思っていた保障と違った…」と後悔する可能性も。
しかも、終身タイプの保険は将来分の保険料も先払いしているような設計。
途中で解約すると、せっかく払った保険料がムダになることもあります。
医療は進化する。だから「実費型」も選択肢に
もし、10年後に治療法が大きく変わって今の保険が使えないものになったとしたら──
また新しいがん保険に入り直すことになりますよね?
それを何度も繰り返すと、そのたびに保険料がムダに。
だったらいっそ、「かかった費用に応じて補償する」実費型のがん保険を必要な期間だけ準備しておいた方が、柔軟で合理的じゃないでしょうか。
私はこの考え方で、損害保険会社の実費型がん保険を選んでいます。
「選ばされた保険」になっていないか、見直してみませんか?
がん保険に限らず、
「誰かから勧められたから」「みんな入ってるから」と選んでいませんか?
その保険は、本当に自分の状況と価値観に合っているか?
選択肢がそもそも限定された中からの「選ばされた選択」ではないか?
そういったことを見直してみることが、将来の後悔を防ぐ第一歩になります。
「売らないFP」に一度相談してみませんか?
がん保険に限らず、保険の選び方や見直し方に迷ったら、中立な立場でアドバイスできるFPに相談してみませんか?
☑️ 現在加入中のがん保険は時代に合っている?
☑️ そもそも保険で備えるべきか、貯蓄で十分か?
☑️ 医療制度とのバランスは?
☑️ 「ムリ・ムダ・不足」はない?
そんな視点から、第三者としてご一緒に見直します。
▶保険の内容に不安がある方へ
[保険セカンドオピニオン相談]で、冷静に整理してみませんか?
加入中の証券や提案書があれば、より的確にアドバイスできます。
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