どこの鍵かわからない。でも、捨ててよかった理由
こんにちは。
青い森FPの下田です。
最近、部屋の片づけをしていたときのこと。
ずっと気になっていた“あるもの”を、ようやく手放すことができました。
それは――謎の鍵たち。
「いつか使うかも」の不安で残っていた
私は机周りはスッキリしていたい派です。
なので、紙のメモや資料などは定期的に整理して、必要なものだけ残すようにしています。
でも、どうしても処分できずにいたのがこの「鍵」。
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どこの鍵なのか覚えていない
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たぶん使わないと思う
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でも捨てたあとで困ったらイヤだな…
そんな理由で、何年も引き出しの中に残っていました。
不安は、物を増やします
この鍵を見てふと思ったのは、
「不安だから、とりあえず残す」という感情が、物を増やしてしまうんだなということ。
冷静に考えれば、どこの鍵かわからない以上、使う可能性は低いし、
もし本当に困ったら、鍵屋さんに頼めば済む話です。
でも「万が一」が気になる。
「何かあったらどうしよう」が頭をよぎる。
そんな不安が、物を手放す決断を鈍らせます。
お金も同じ。保険や契約の“引き出し”を見直してみる
この話、実はお金の使い方にもそのまま当てはまるんです。
たとえば――
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昔入ったけど内容をよく覚えていない保険
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何年も使っていないクレジットカード
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続けているけど意味を感じていない積立や定期購入
こうしたものも、「念のため」「不安だから」と残してあるケースが多くあります。
でも、それが気づかないうちに家計を圧迫していることもあるのです。
頼れる“鍵屋さん”がいれば、安心して手放せる
じゃあ、どうすれば手放せるのか?
私はこう考えました。
「すべてに備える」のではなく、「困ったときに頼れる人を決めておく」
これができれば、変に不安にとらわれることなく、余計なモノや支出を整理していけると思うのです。
まとめ:いま手放すことで、暮らしとお金が軽くなる
今回、思い切って「謎の鍵たち」を捨てたことで、引き出しも気持ちもスッキリしました。
本当に大事なのは、
「すべてに備えること」ではなく、「いざという時の行動プランを持つこと」。
家計や保険も同じです。
もしあなたの中に「なんとなく残しているもの」があるなら、
一度“本当に必要か?”を見直してみると、気持ちも家計も整っていくかもしれません。
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