6年生向けのお金の授業をしました

2019年11月7日、青森県六戸町の小学校へ

ファイナンシャルプランナーとしてお話しをさせて頂きました。

対象は6年生。

6年生ということは、来年4月からは中学生。

その後、高校進学(さらには大学進学)を経て社会人になります。

 

毎日のくらしで接するお金について、大人になって困らないために

覚えておいて欲しいお金の基本についてお伝えさせて頂きました。

ここではその「お金の基本的な機能」についてお伝えします。

お金の基本的な3つの機能

1.交換の道具

お金が誕生する前は物々交換していたと言われています。(一部異なる説もあるようです)
自分の持っているものを相手が欲しくて同時に相手が欲しいと思っている物を自分が持っているなら交換成立で何の問題もありません。しかし、毎回そのような事が起こるとは限りませんから、相手を探す必要があります。時には最適な交換の相手が見つからず、自分の持ち物が使い物にならなくなってしまうリスクもあります。(例えば、魚や肉、野菜だったら腐って食べられなくなりますよね)

その「交換」をスムーズにしてくれるのが「お金」です。

お金の「交換」機能を使えば、とりあえず、自分の持っている物を欲しい人へ渡して、お金と交換しておく。今度はそのお金で自分の欲しいものと交換をする。という流れです。

このように考えるとお金ってとても便利なので、あればあるだけ暮らしは便利になっていきます。

2.価値の尺度

次は「価値の尺度」です。お金を使って物々交換をスムーズにできましたが、
もし、イワシ一匹と牛一頭を交換と聞くと「何だか不公平だな」と思いませんか?
(ここではイワシが超貴重でプレミアム価格が付いてとびきり高価というケースは除いて考えます)

では、対等な交換をするために必要なのが「価値を測る基準(価値尺度)」です。

この価値は需要と供給のバランスで変化しますが、これを表しやすくするのがお金の2つめの機能になります。

キャベツ1個が100円で、バナナ1房100円なら同じ価値。
コーラ1本100円で、ハンバーガー1個が200円なら、コーラ2本とハンバーガー1個は同じ価値。ということです。

お金の第2の機能「価値尺度」によって、私たちは日々の生活の中で価格を通じてモノを比較し易くしています。

もちろん、そのモノの価値が高いか安いかはその人の価値観によって異なりますから、値段だけを見て「高価」と判断するのはキケンです。例えば買う人にとっては100円でもそれに価値を感じなければ高く感じますし、1万円でも価値ががあると感じれば安くと感じます。

3.価値の保存

お金の3つめの機能は「価値の保存」です。現在のお金は紙や金属で作られていますが、
歴史的に見ると金や銀に当時の権力者(王様など)の刻印がされている「金貨・銀貨」がお金として使われていました。

ここで大切な事は、「腐らないこと」「すり減らないこと」です。

この「腐らないお金」は腐らないから貯めておくことができます。
貯蓄することによって、今は交換できなくても、将来交換できるようになります。

現在私たちが使用しているお金には有効期限がありませんから、ずーっと持つことができます。
しかし、有効期限のついた「価値の保存」機能を持ったものもあります。

それが「地域商品券」や「ポイント(永久不滅ポイントは除く)」です。

商品券やポイントは、今や第二のお金として日常生活で使われていますよね。

まとめ

子供の時は何となく触れているお金ですが、今は商品券、ポイント、マイレージ(マイル)などの
モノやサービスと交換できる「お金に代わるもの」が次々登場しています。

これらを上手に生活に取り入れながら豊かに暮らしていきたいですね。

下田幸彦

下田 幸彦
下田 幸彦FP事務所・青い森マネードクターズ代表
保険などの金融商品を売らない独立系ファイナンシャルプランナー
IT×保険×住宅業界の経験から『デジタルマネー時代のお金の専門家』として40代の働く女性向けに「人生後半にお金でコケないお金の自信と計画」をサポートしている。