FPは時々ブレーキ役になることもあります。

以前、住宅購入希望でライフプラン相談をされたお客様から

久しぶりにメールを頂きました。

初回のご相談の時、家計の現状把握や、貯蓄ができるようにするにはどこを改善していけばいいのか、生命保険は足りているのか?などなど。家計、保険、税金、住宅ローン、資産運用、教育費、かなり広範囲な話になり(笑)、最終的に「老後まで安心できる『自分サイズの物件価格』はいくら?」というところまでサポートさせて頂きました。

が、結局、その時点ではご夫婦で検討の上、
住宅よりも優先させたいことがあるという結論に至り
住宅購入は見送ることになりました。

 

今日お伝えしたいのは、

ファイナンシャルプランナーはお客様の夢を叶えるお手伝いはしますが、
時々、ブレーキを踏んで思いとどまらせることもある

ということです。

 

住宅購入希望のお客様のライフプランニングをする時、
お客様とじっくりお話しをしながら色々な情報をお伺いします。

・家族構成や年齢

・出身地、ご実家と兄弟の有無

・現在の年収やこれからの働き方について

・現在の家計収支状況や趣味

・お子様にかかるトータルの教育費とその準備

・退職金の有無と見込み額

・現在の保険加入状況

・親が介護になったらどこでどのように暮らしたいか?

・好きな事

・etc…

本当に幅広くお伺いしますが、「これから先どうしたいか?」を中心に
イメージしてもらいながらお話しをしてもらいます。

もちろん、スラスラ言える人はほとんどいませんし、
言ったところで100%思い通りの人生を歩む確率は相当低いでしょう。

しかし、これから先の人生で進みたい方向があるのか
無いのかはお金の面で大きな違いを生むことがあります。

自分が進みたい方向性がぼんやりしている場合、
たまたま見た新聞の折り込みチラシに載っていた家がカッコよかったという理由で
新築の家を買って後で後悔する可能性もあります。

 

「あー、あの時もっと冷静になって考えておけば」という

「マイホームで縛られた人生を送らざるをえない道を歩んだ人」

を見てきた経験から、

「ファイナンシャルプランナーは時にはお客様のブレーキ役になる必要がある」

と思うようになりました。

 

自分たちはこれから先どうしたいのか?

・仕事は?

・家族は?

・人間関係は?

・住む場所は?

・どんな物に囲まれて暮らしていきたい?

・どんな気持ちで毎日を過ごしたい?

個別相談ではそれらを一緒に考えながら、
自分が本当に向かいたい方向性を見つけていきます。

方向性はファイナンシャルプランナーが決めません。
お客様自身が見つけて決める必要があります。

なかなか時間はかかるし、
すんなり決まる事だってありません。

時間がかかります。

 

でも、一度決まると
「自分の人生の軸」のようなものが
出来上がります。

 

すると、お金を使う場面で「人生の軸に合うか合わないか」という
判断基準を持つ事ができるようになるため、
自然と買い物の失敗が少なくなります。

なので、「新築でマイホーム買いたい~い!」という、
目をキラキラ輝かせていらしたお客様にとって

「どうして新築が欲しいんですか?」とか、

「戸建ての賃貸や築浅の中古物件という選択肢もありますよ」とか、

少し意地悪にも聞こえるかもしれないですが、
あえてブレーキとなる言葉をかけて落ち着いてもらうことがあります。
(住宅販売の方にとっては邪魔な存在ですね(笑))

家が欲しい!と思った時、その本当の理由は何でしょう?

「もっと快適な場所で家族の時間を過ごしたい」ですか?
「他人に一人前として認められたい」ですか?
「この先ずっと独身かもしれないから持ち家を持っておきたい」ですか?

理由は何であれ、
あなたの「人生の軸」に合っているか確認してみてくださいね。
家を買うかどうかを決めるのはそれからでも遅くありませんよ。

 

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