ブランド品は好きですか?
家計相談をしていてお金が貯まる人と貯まらない人の共通点があります。
いつくかご紹介します。
- ブランドというだけで何となく安心する
- 「みんなが買ってますよ」という言葉に弱い
- つい世間体を気にした行動をしている
これ、全て当てはまっていたら老後破産の確率はいっきに高まります。
例えば、ブランド
ブランド=高性能、高品質 とは限りませんよ。
そして、ブランドによっては誰が見てもひと目でわかる「ブランドロゴ」がありますよね。
それがデカデカと見えるようなデザインの物を買うというのは
「お金を払ってそのブランドの広告をしているようなもの」
です。
フツーは広告になるなら広告塔としてお金をもらいませんか?
なのに、お金を払ってわざわざ広告塔になるというのはどうなんでしょう?
もしあなたがブランド品が好きな理由が、
「ブランド品は売却する時に高い値段で売れるから」とか、
「その商品の品質やその会社の創業ストーリーに強く共感しているから
など、自分なりの理由がはっきりしているならいいんですが
単純に「ブランド品を身につけていれば何となく安心な感じがする」という理由なら、「ブランド戦略」に上手くコントロールされている可能性があります。
そうなると、同じ品質のものが目の前にあった時の判断基準が
(新聞、テレビなど)メディアで紹介されている有名なブランドに多くのお金を払うことになります。
ブランドにお金を払う分だけ老後の資産形成への道のりが遠くなります。
ブランドが好きな方は、
【A】その商品の機能性や品質にお金を払っているのか?
【B】そのブランド品を持つ事で得られるステータスにお金を払っているのか?
どちらに対してお金を払っているか意識してみてください。
これでいつもの買い物の基準が変われば家計にゆとりが生まれると思いますよ。
下田幸彦

- FP事務所・青い森マネードクターズ代表
-
保険などの金融商品を売らない独立系ファイナンシャルプランナー
IT×保険×住宅業界の経験から『デジタルマネー時代のお金の専門家』として40代の働く女性向けに「人生後半にお金でコケないお金の自信と計画」をサポートしている。
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